【スタッフブログ大根】
爺のちょこっと蘊蓄。
今回は野菜の根菜、古代から続く重要野菜のひとつ大根。
古代エジプト時代から栽培されており、野生種は中央アジアや地中海沿岸など広く分布している。
最古の野菜のひとつで大きく分けて、ヨーロッパだいこん、中国だいこん、日本だいこんの3種が有り。
日本には弥生時代に伝わり在来種と中国だいこんの交配種ができ 、そこから各地に広がり様々な品種が生まれた。
日本最古の歴史書、古事記にも記載があり平安時代には栽培も盛んになった。
江戸時代、江戸の近郊では、板橋、練馬、浦和、三浦などの産地があり練馬大根は有名。
現在流通しているのは、青首系がほとんどだが、ずんぐりむっくりとした三浦系、丸型の聖護院系などの個性的なもの、伝統野菜が静かなブームだ。
昨今、復活した地方品種も作られている。
現在は1年中見られるが、冬野菜で生産量がトップの野菜です。
現在では4月から6月にできたものを春大根 、7月から9月にできたものを夏大根 、10月から3月にできたものを秋冬大根と分けられる。
ここ塩原の特産品でもある8月中旬から11月の雪が降り始めるころまで取れる。
煮物に向いた品種だと思います。
柔らかく味が馴染みやすいとても美味しい大根です。
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