爺のちょこっと蘊蓄。
今回は、海藻。
日本料理に欠かせない昆布、約13種があります。
寒流の親潮を海域を代表する海藻です。
北海道や三陸の豊かな海で育った昆布はミネラル分の宝庫。
代表的なのが函館から室蘭にいたる内湾で採れる真昆布、利尻、礼文島などが主産地の利尻昆布、羅臼町が主産地の羅臼昆布(オニコンブ)、北海道日高地方が主産地の日高昆布(三石昆布)が、有名ですが、地域によって好みが違って来る。
香りが高く風味が良く甘味の有るだしが取れる真昆布は大阪地域で好まれ少し塩味のきいた上品な風味の澄んだだしが採れる利尻昆布は、京都で人気。
また福岡県のうどんのチェーン店で収穫の7%を消費している。
少し濁るが香り良くこくの有る濃いだしの取れる羅臼昆布は、関東地方や北陸地方で好まれています。
良いだしが取れて早く柔らかくなり、比較的安値なので昆布巻き、鍋物、家庭用だし昆布などに仕様される。
日高昆布は関東地方で消費が多い。
ロシアでは海のキャベツと言われているが、あまり食べられていない。
日本各地で古くから食べられていて、主に乾燥させただし昆布が多く使われている。
ほとんどが北海道が産地で、近年は温暖化の影響で海水温度が高く、天然物の収穫が減少している。
近年では昆布類の海藻が医療や工業用の用品として使われています。
養殖物(真昆布)は函館から三陸地方でおこなわれています 。
生活習慣病や成人病の予防に良いと言った食品なので、美味しく食べよう。(^3^)/
当館では、利尻昆布を、だし昆布で、使っています。
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