爺のちょこっと蘊蓄。
今回は魚介類で世界の水揚げの二分の一を日本人が胃袋に入れてしまうとされ、軟体動物門頭足網十腕形上目に(英語で十腕形目は、体内に甲を持つ物の意味でよって甲殻類になる烏賊です。
日本の近海には約90種類以上が生息しその中でも市場にもっとも多く出回る日本を代表するスルメイカ。
春から秋が旬です。
産卵は東シナ海から九州近海が産卵場所とされ冬に生まれた群は黒潮に乗り寒流と暖流がぶつかる餌が豊富な三陸沖に北上する若い烏賊を麦が取れる頃に取れることから麦烏賊と言う。
秋に生まれた群は対馬暖流に乗り日本海を北上する暖流と寒流がぶつかり合う能登半島沖が最高な漁場となっている。
海流に乗り北上し津軽海峡を抜けて太平洋に 千島海流に乗り、三陸沖、常磐沖まで南下もその逆も有る。
頭(耳)は菱形で胴は細長く20センチ~30センチになる刺身や焼いても煮ても美味しい。
肝と細く切った身を和えた塩辛、生きたまま味を調えた醤油に付け込む沖漬け、烏賊の墨は、旨み風味粘りが有る墨を使った烏賊墨のパスタ等々がある。
日本人は烏賊が好きな人が多く中にはアレルギーの人もいるので注意が必要。
漁期が終わりごろ交尾を行い雌は雄から精子の詰まったカプセルを受け取り産卵場所に南下し一年の生涯を日本列島を南北に住復して終わる。
タウリンが多くコレステロールを下げる効果も有り低脂肪だ‼️(^3^)/
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